Facebookログインは今も使えるか?審査の厳格化と代替の選び方
Facebookログインは現在も利用できますが、Meta社の審査が厳格化し、取得できる情報を広げるには審査を通す必要があります。すでに実装しているサービスは、審査基準の変更で影響を受けることがあります。本記事では現状と、他のログイン手段をどう組み合わせるかを解説します。
結論:使えるが、単独では選ばない
Facebookログインは現在も利用できます。ただし次の2点から、これ1つだけを載せる選択は勧められません。
- 取得できる情報を広げるにはMeta社の審査が必要で、基準は変更される
- 国内ではLINEやGoogleのほうが利用者が多い層が広がっている
実名性の高いコミュニティサービスなど、Facebookの利用者層と自社の利用者層が重なる場合に選択肢に入れるのが実務的な位置づけです。
審査の厳格化で何が変わったか
Meta社は、アプリが取得できる情報について審査を行っています。この基準が厳しくなり、以前は通っていた申請が通らない、あるいは追加の説明を求められるケースが出ています。
影響を受けるのはこういう場合
- メールアドレスなど、基本情報を超える範囲を取得したい
- すでに実装済みで、再審査が必要になった
- アプリの用途や、取得した情報の使い道を説明できない
「動いていたものが、ある日通らなくなる」種類の問題です。 Facebookログインを主要な導線にしている場合、代替手段を用意しておかないと、審査の結果次第で登録が止まります。
すでに実装しているサービスが取るべき対応
1. 代替のログイン手段を併設する
Facebookログインだけに依存していると、審査やアカウント側の問題で登録が止まります。他のSNSか、メールアドレスによるログインを必ず併設してください。
2. 既存会員が締め出されない構造にする
Facebookでしか登録していない会員が、そのSNSを使えなくなった場合に備えます。1つの会員IDに複数のSNSを紐づけられる構造にしておけば、後から別のSNSを追加してもらえます。
3. 取得する情報を最小限にする
審査は、取得する情報の範囲が広いほど厳しくなります。本当に必要な項目だけを要求してください。 認可画面に並ぶ項目が減れば、ユーザーの警戒も下がります。
代替の選び方
Facebookログインの代わりを考えるとき、「実名性」と「利用者数」のどちらを重視するかで分かれます。
重視する点 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
国内の利用者数 | LINE | BtoCでは接触率が高い。友だち追加と組み合わせられる |
情報の安定した取得 | メールアドレス・氏名が確実に取れる | |
iOSアプリを提供 | Apple | iOS向けでは用意しておくべき選択肢 |
EC・年齢層が高い | Yahoo! JAPAN | 属性情報が比較的取りやすい |
ただし全部を載せないでください。 選択肢が多すぎると、ユーザーは前回どれで登録したか思い出せなくなり、同じ人が複数の会員IDを作ります。2〜4つに絞るのが現実的です。
よくある質問
Facebookログインは廃止されるのですか?
廃止は発表されていません。現在も利用できます。ただし審査基準や取得できる情報の範囲は変更されるため、依存しきらない構成にしておくのが安全です。
審査に落ちた場合はどうなりますか?
取得できる情報が基本的な範囲に限られます。メールアドレスが取れないと、既存会員との名寄せが難しくなるため、会員設計に影響します。
今から新規に導入する価値はありますか?
自社の利用者層にFacebook利用者が多いなら、選択肢に入ります。「とりあえず全部載せる」目的で追加するのは勧めません。 審査と保守の手間に見合いません。
Login Plus について

Login Plusは、Facebookを含む6つのIDプロバイダとパスキーに1つの実装で対応できるサービスです。
- Meta社の仕様変更・審査基準の変更にはLogin Plus側で対応
- Facebookへの申請手順書を無償で提供
- 複数のSNSを1つの会員IDに紐づけ可能。1つが使えなくなっても締め出されない
- 後から別のSNSを追加する場合も、追加実装は不要
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