ソーシャルログイン

ECサイトのソーシャルログイン導入|カゴ落ちと再訪率への効果

ECサイトでソーシャルログインが効くのは、購入直前の会員登録で離脱していた層を拾えるからです。ただ、入れるだけでは足りず、登録をいつ求めるかの設計が要ります。サービスはLINEとYahoo! JAPANの2つから始めるのが、ECでは現実的です。

ECで効くのは「購入直前の離脱」に対して

会員登録の手間を減らし、購入直前の離脱を抑える
会員登録の手間を減らし、購入直前の離脱を抑える

ECサイトの離脱は複数の場所で起きますが、ソーシャルログインが直接効くのは購入直前の会員登録です。

商品を選び、カートに入れ、購入手続きに進んだところで会員登録を求められて離脱する流れと、ソーシャルログインならその登録がボタン1回で済むことを示した図。
購入意欲のある人が離脱するポイント

商品を選んでカートに入れ、購入しようとしたところで「会員登録が必要です」と表示される。ここまで来た人が、入力の手間で離れていきます。買う意思が固まった後の離脱なので、損失としては最も重いものです。

ソーシャルログインを置けば、この登録はボタンを1回押すだけで済みます。当社の顧客では、登録率が30%向上した例があります(自社顧客実績)。

ソーシャルログイン・パスキーの導入をご検討中の方へ

LINE・Google・Apple・Yahoo! JAPAN・Facebook・X のログインとパスキーに、1つの実装で対応できます。対応SNS・料金・導入の流れを資料にまとめています。

ECで設計が要るのは、登録のタイミングとその後の入力

1. 会員登録を求めるタイミング

ソーシャルログインを入れても、登録を求めるタイミングが悪ければ離脱は減りません。

会員登録を求めるタイミングを商品閲覧の前、カート投入時、購入手続きの開始時の3つで比べ、購入手続きの開始時が妥当であることを示した図。
登録を求めるタイミングの比較
  • 商品を見る前に求めると、最も離脱します。何が買えるのかも分からない段階では、登録に応じる理由がありません
  • カートに入れた時点でも、まだ早すぎます。比較検討している途中の可能性があります
  • 購入手続きを始めた時点なら妥当です。買う意思がすでに固まっています

登録がボタン1回まで軽くなっても、早い段階で登録を求めてよい理由にはなりません。

2. ゲスト購入との併用

「会員登録せずに購入できる」導線を残すかどうかは、判断が分かれます。

残す

残さない

初回の購入率

高い

下がる

再訪時の購入

また入力が必要

ログインだけで済む

顧客データ

蓄積されない

蓄積される

ソーシャルログインを入れると、このトレードオフが小さくなります。登録の負担がボタン1回まで下がるので、ゲスト購入の導線をなくしても初回の購入率が落ちにくくなります。

3. 配送先などの情報は別途必要

ソーシャルログインで取得できるのは氏名やメールアドレスまでで、住所や電話番号は取得できません。ECでは、これらを別に入力してもらう必要があります。

この入力を軽くするのが、フォームアシスト(取得済みの情報をフォームに自動で入れる機能)です。入力欄そのものは残りますが、最初から埋まっている項目が多いほど負担は下がります。当社の顧客では、フォーム離脱率が40%改善した例があります(自社顧客実績)。

ECではLINEとYahoo! JAPANから始める

サービス

ECでの位置づけ

LINE

主軸。購入後の配送通知や再訪促進を、友だち追加と組み合わせて設計できる

Yahoo! JAPAN

ショッピング利用者と層が重なる。年齢層が高めの商材と相性が良い

Google

PCからの購入が多い場合に有効

Apple

アプリを提供しているなら。メールアドレスが隠される点に注意

最初に入れるなら、LINEとYahoo!の2つが、ECでは現実的な組み合わせです。

ECではLINEを主軸に、Yahoo! JAPANを組み合わせ、GoogleはPCからの購入が多い場合、Appleはアプリを提供している場合に検討することを示した図。
ECでのサービスの使い分け

LINEの友だち追加が効く理由

ECでは、購入後の接点が売上に直結します。配送通知や再入荷のお知らせ、リピート購入の案内をLINEで送れれば、メールより開封されやすい連絡手段を購入と同時に確保できます。

しかも会員IDと紐づいた友だちなので、購入履歴に応じてメッセージを出し分けられます。一斉配信しかしないのであれば、ここまでの手間をかける必要はありません。

導入前に決めること

  1. 既存会員との名寄せの方法。メールアドレスで突き合わせるか、連携の確認画面を挟むかを決めます
  2. ゲスト購入の導線を残すかどうか
  3. 登録を求めるタイミング。基本は購入手続きの開始時です
  4. SNSが使えなくなった顧客のための代替のログイン手段。用意がないと、その顧客はログインできなくなります

よくある質問

すでに会員が多いECでも効果はありますか?

あります。効くのは新規登録より、再ログインのほうです。パスワードを忘れて離脱していた層が戻ってきます。

カートシステムに組み込めますか?

APIで連携する形になります。既存の会員基盤があるカートであれば、段階的に導入できます。

Login Plus について

Login Plus のログイン画面。6つのソーシャルログインとパスキーに対応
Login Plus のログイン画面。6つのソーシャルログインとパスキーに対応

Login Plusは、6つのIDプロバイダとパスキーに1つの実装で対応できるサービスです。

  • フォームアシスト機能で配送先などの入力を補助
  • LINEの自動友だち追加に対応(別途申請が必要です)
  • 既存の会員基盤と連携し、段階的に導入可能

ソーシャルログイン・パスキーの資料をお送りします

対応SNS・料金・実装の流れ・導入事例をまとめています。
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