LINE活用

LINEログインの自動友だち追加(ボットリンク)とは?申請から実装まで

ボットリンクは、LINEログインと同時に公式アカウントの友だち追加を行える機能です。サービス利用意欲がもっとも高い瞬間に接点を作れるため、後からバナーで訴求するより効率的です。ただし利用には申請が必要で、実装前に工程へ入れておく必要があります。

ボットリンクとは

LINEの認可画面で「友だち追加」がオンの状態で表示される
LINEの認可画面で「友だち追加」がオンの状態で表示される

ボットリンクは、LINEログインと同時に、LINE公式アカウントの友だち追加を行える機能です。ユーザーは認可画面で「友だち追加」のチェックを確認するだけで済み、別途アカウントを検索する必要がありません。

ユーザーがLINEログインを始め、認可画面で友だち追加のチェックを確認し、ログイン完了と同時に公式アカウントの友だちになる流れを示す図。
ログインと同時に友だちになる流れ

差がつくのはタイミングです。会員登録しようとしている瞬間はそのサービスへの関心がもっとも高いので、後からサイト内バナーやポップアップで友だち追加を呼びかけるより、応じてもらいやすくなります。

当社の顧客では、この機能の利用により友だち増加数が4倍になった例があります(自社顧客実績)。

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2つのモードの違い

認可画面での友だち追加の扱いは、2種類から選べます。

ノーマルモード

アグレッシブモード

初期状態

チェックが外れている

チェックが入っている

ユーザーの操作

自分でチェックを入れる

外さなければ追加される

友だち追加率

低い

高い

ブロック率

低い

高くなりやすい

アグレッシブモードなら友だち数は増えますが、意図せず追加された人にはブロックされやすくなります。ブロックした人は配信対象として残らず、ブロック率が高いアカウントは印象も悪くなります。

どちらを選ぶかは、そのユーザーに送る内容があるかで決めるのが目安です。予約確認やポイント通知のように、ユーザーにとって必要な情報を送るならアグレッシブでも問題になりにくいでしょう。送るのが販促だけなら、ノーマルのほうが結果的に有効な母数が残ります。

予約確認やポイント通知など必要な情報を送るならアグレッシブモードでも問題になりにくく、販促だけならノーマルモードのほうが有効な母数が残ることを比べた図。
モードは送る内容で選ぶ

利用にはLINE認定代理店を通した申請が要る

実装しただけでは使えません。ボットリンクを有効にするには、LINE公式アカウント認定代理店を通して申請し、承認を受ける必要があります。

スケジュール作成時に申請期間を見込み、LINE公式アカウント認定代理店を通して申請し、承認を受けてから機能が使えるようになる流れを示す図。
承認が下りるまでを工程に入れる

この申請を工程に入れ忘れると、リリース直前で作業が進まなくなります。実装が終わっていても、承認が下りていなければ機能しません。申請にかかる期間は、スケジュールを立てる段階で見込んでおきましょう。

LINEログインでメールアドレスを取得する場合も、別途申請が必要です。会員設計がメールアドレスを前提にしているなら、こちらの申請も同時に進めましょう。

実装時に決めておくこと

未追加ユーザーへの後からの訴求、会員IDとLINEのユーザーIDの紐づけ、ブロック状態の把握という、実装前に決めておく事項をまとめた図。
実装前に決めておくこと

1. 友だち追加の状態をどう扱うか

ログイン後、そのユーザーが実際に友だち追加したかどうかは確認できます。追加しなかったユーザーに、後から別の導線で呼びかけるかどうかを決めておきましょう。

2. 既存の友だちとの重複

すでに友だちになっているユーザーがログインしても、重複して追加されることはありません。会員IDとLINEのIDを紐づけて管理しておけば、配信時に会員かどうかで出し分けられます。

3. ブロックされた場合の検知

ブロックされると、メッセージは届きません。友だち追加のあとでブロック状態を把握する仕組みがないと、届いているつもりで施策を打ち続けることになります。

価値は「会員IDと紐づいた友だち」が増えること

ボットリンクの価値は、友だち数そのものより、会員IDと紐づいた友だちが増えることにあります。

通常の友だち追加では会員かどうかや購入内容が分からないのに対し、ログインと同時の追加では会員情報と結びつき、購入履歴に応じた配信ができることを比べた図。
通常の追加とログイン同時の追加

通常の友だち追加では、その人が会員なのか、何を買ったのかが分かりません。ログインと同時に追加すれば、会員情報と結びついた状態で友だちになるため、次のような配信ができるようになります。

  • 購入履歴に応じた配信ができる
  • 予約や発送の通知を個別に送れる
  • 会員のセグメントごとに出し分けられる

一斉配信しかしないのであれば、ここまでの手間をかける必要はありません。個別の出し分けをする予定があるかどうかで、導入の価値が決まります。

よくある質問

友だち追加を必須にできますか?

できません。ユーザーがチェックを外せば、友だち追加されないままログインが進みます。友だち追加を条件にログインを止める設計はとれません。

申請にはどのくらいかかりますか?

申請先の状況によって異なるため、申請は実装より先に始めることをおすすめします。実装が終わってから申請すると、承認を待つ時間がそのままリリースの遅れになります。

あとから有効にできますか?

できます。ただし、すでにログイン済みの会員は、次にログインするまで友だち追加の機会がありません。導入が早いほど、対象になる会員は増えます。

Login Plus について

Login Plus のログイン画面。6つのソーシャルログインとパスキーに対応
Login Plus のログイン画面。6つのソーシャルログインとパスキーに対応

Login Plusは、LINEを含む6つのIDプロバイダとパスキーに1つの実装で対応できるサービスです。ボットリンクにも対応しています。

  • 自動友だち追加に対応(別途申請が必要です)
  • LINEのメールアドレス取得申請の手順書も無償で提供
  • 会員IDとLINEのIDを紐づけて管理できる
  • LINE側の仕様変更にはLogin Plus側で対応

導入まではおよそ2か月です。期間を左右するのは申請の待ち時間なので、スケジュールはその分を見込んで組んでおきましょう。

ソーシャルログイン・パスキーの資料をお送りします

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