LINE公式アカウントの分析|見るべき指標と施策の見直し方
LINE公式アカウントの運用で友だち数だけを追うと、施策を誤ります。増えていてもブロックされていれば届いていません。本記事では見るべき指標と、会員IDと紐づけて分析することで何が分かるようになるかを解説します。
友だち数だけを見てはいけない
LINE公式アカウントの運用で最初に見られるのは友だち数です。しかしこの数字だけでは施策の良し悪しが判断できません。
理由は単純で、友だちになっていても、ブロックされていれば届かないからです。友だち数が増えていても、ブロック率が同時に上がっていれば、実際に届く相手は増えていません。
見るべき指標

指標 | 何が分かるか | 注意 |
|---|---|---|
友だち数 | 接点の総量 | これだけでは判断できない |
ターゲットリーチ | 実際に届く相手の数 | ブロックを除いた数。ここを見る |
ブロック率 | 配信内容が合っているか | 急上昇したら直前の配信を疑う |
開封率 | 配信のタイミングと件名 | 時間帯で大きく変わる |
クリック率 | 内容と導線 | 開封との差を見る |
ターゲットリーチが伸びているかを主指標にしてください。 友だち数が増えてもターゲットリーチが横ばいなら、増えた分がそのままブロックされています。
ブロック率の読み方
ブロックは、次のどちらかを示しています。
- 配信の内容が合っていない……全員に同じ販促を送っている
- 友だち追加のさせ方に無理がある……登録の流れで意図せず追加された
後者は、ログイン時の自動友だち追加で初期状態をオンにしている場合に起きます。友だち数は増えますが、ブロックも増えます。
判断の目安は「そのユーザーに送る内容があるか」です。予約確認やポイント通知など相手にとって必要な情報を送るなら問題になりにくく、販促だけなら初期状態をオフにしたほうが、結果的に有効な母数が残ります。
会員IDと紐づけると何が変わるか
通常の友だち追加では、その人が会員なのか、何を買ったのかが分かりません。属性による絞り込み(性別・年齢・エリア)しかできないため、施策の精度に限界があります。
ログインと同時に友だち追加する仕組み(ボットリンク)を使うと、会員情報と結びついた友だちが増えます。ここから先は分析の解像度が変わります。
- 購入履歴に応じた出し分け
- 予約や発送の個別通知
- 「登録したが購入していない」層への訴求
- 配信と実際の購買の突き合わせ
一斉配信しかしないのであれば、ここまでの仕組みは不要です。 個別の出し分けをする予定があるかで、必要性が決まります。
施策を見直す順序
- ターゲットリーチの推移を見る。伸びていなければ、友だち数の施策より先にブロック対策
- ブロックが増えた時点の配信を確認する。内容か頻度に原因がある
- 開封率の低い時間帯を避ける。同じ内容でも差が出る
- セグメントを切る。全員に同じものを送らない
- 会員データと突き合わせる。配信が購買につながったかを見る
1と2を飛ばして配信内容の改善に進むケースが多いのですが、届いていない相手に何を送っても変わりません。
よくある質問
友だち数を増やすべきではないのですか?
増やすべきです。ただしターゲットリーチが同時に伸びているかを確認してください。増え方だけを追うと、ブロックされる母数を増やすことになります。
ブロック率の目安はありますか?
業種や配信内容で大きく変わるため、他社との比較にはあまり意味がありません。自社の推移で見てください。 急に上がった時点の配信に原因があります。
Login Plus について

Login Plusは、LINEログインと同時に公式アカウントの友だち追加ができます(別途申請が必要です)。
- 会員IDとLINEのIDを紐づけて管理できる
- ダッシュボードで利用ID数・ログイン数・SNSの分布を確認できる
- 友だち追加の初期状態(オン/オフ)を選べる
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