ソーシャルログインとはソーシャルログインとは、TwitterやLINEなどのSNSに登録した情報を用いて、オンラインサービスへの新規登録やログインを簡単に行える仕組みのことです。通常webサービスを利用する際、新規登録時には氏名やメールアドレス、パスワードなどの入力が必要ですが、ソーシャルログインを使えばいつも使っているSNSの情報を用いて登録/ログインが可能になります。登録時も自動的にSNSから取得された情報がフォームに反映されるため、ユーザの入力負担が軽減されます。また、2回目以降のログインについてはSNSのボタンを押すだけで簡単に行えます。ソーシャルログインに使われる代表的なSNSサービス6選LINE国内で最もユーザ数の多いSNSで、新規登録時にLINEを利用することで、2回目以降はLINEを選択するだけでログインが完了します。LINE公式アカウントを活用する企業にとっては、自動友達追加機能も大きなメリットです。GoogleGoogleアカウントも、ソーシャルログインでよく利用されます。幅広いサービスを提供しているため、ユーザの年齢層が広いのも特徴です。また、国内だけでなく国外でも使用されており、海外ユーザをターゲットにしたいサービスにもおすすめです。調査によれば、LINE、Yahoo! JAPANに次いで、ソーシャルログインでの使用率が高いとのことです。X(旧Twitter)短文投稿が特徴のSNSで、匿名性が高く複数のアカウントを持つユーザが多いです。リツイートや「いいね」による情報拡散力が高く、多くのユーザにサービスを認知してもらう効果もあります。Facebook実名登録が基本のSNSで、正確な個人名を取得できる可能性があります。カスタムオーディエンスや類似オーディエンス機能を利用したターゲットマーケティングにも適しています。Yahoo! JAPAN日本最大級のポータルサイトで、ニュースやショッピングなどの生活密着型サービスが充実しています。PayPayとの連携もあり、利用者が増加しています。AppleiPhoneやMacなどの製品で知られるAppleのApple IDも、ソーシャルログインに使用できます。国内のスマートフォン市場ではiPhone利用者は全体の半数以上と言われており、IDを持っている方も多いです。ソーシャルログインで顔認証や指紋認証が使えるほか、強度の高い認証システムが導入されておりセキュリティ面で優れています。ログインの利便性やセキュリティを重視するサービスにおすすめです。ソーシャルログインのメリットユーザのメリットIDやパスワード管理の負担軽減複数のサービスに対してIDやパスワードを管理する手間が減ります。登録時の入力簡略化SNSからの情報自動反映で新規登録の手間を減らし、ログインも簡単になります。企業のメリット新規会員の獲得登録の手間を軽減することで、ユーザが登録を諦めるリスクを減らし、新規会員獲得につながります。リピート率の向上SNSのボタンを押すだけでログインできるため、パスワードを忘れた場合の利用機会の損失を防げます。ユーザ情報の取得SNSに登録された情報を利用することで、詳細なユーザ情報を取得し、ターゲットを絞った情報発信に活用できます。ソーシャルログインのデメリット導入コスト独自開発にはAPIの利用と認証技術の知識が必要で、外注コストも発生します。仕様変更対応SNSの仕様変更に対応するためのメンテナンスやコストがかかります。情報取得の限界SNSに登録されていない情報は取得できないため、追加情報の入力が必要な場合があります。ソーシャルログインの導入方法APIを利用する方法SNS事業者が提供するAPIを使って自社開発する方法です。申請・審査が必要で、システム設計と開発が求められます。外部サービス(ASP)を利用する方法導入・メンテナンスのコストを抑えるために、ソーシャルログインの実装・導入を支援する外部サービスを利用する方法です。複数のSNSに対応しており、低コストでの導入が可能です。最後にソーシャルログインはユーザと企業の双方にとって大きなメリットがありますが、デメリットも理解した上で活用することが重要です。導入コストが気になる場合は、外部サービスの利用も検討してみてください。例えば、弊社が提供しているLogin Plus(ログインプラス)は月々3万円〜と初期導入・運用コストを最小限に抑え、専門知識が不要なため、手軽にソーシャルログインを導入することができますので導入をご検討の際には是非お問い合わせください。