ソーシャルログイン

Googleログインとは?仕組み・メリット・パスキー対応までを解説

Googleログインは、国内のソーシャルログインの中でもっとも安定して情報を取得できる選択肢です。メールアドレス・氏名が確実に取れ、BtoBでは業務用アカウントのドメインも把握できます。ただしパスキーとは別の仕組みで、Googleログインを入れても自社サービスがパスキーに対応したことにはなりません。取得できる情報、One Tapの使いどころ、実装で見落としやすい点とあわせて説明します。

自社のサイトやアプリにGoogleログインを導入したい事業者の方へ

申請から実装までの流れは導入の手順、費用は料金にまとめています。 LINE・Google・Apple・Yahoo! JAPAN・Facebook・X のログインとパスキーを、まとめて導入できます。

Googleログインとは

Googleログイン(Sign in with Google)は、ユーザーがGoogleアカウントを使ってWebサービスへ登録・ログインできる仕組みです。OpenID Connect の上で動き、Googleのパスワードがサービス側に渡ることはありません。

BtoB・業務系とPC利用が多いサービスはGoogleログインが向き、国内BtoCのスマホ主体ならLINEの接触率が高いことを示す要点図。
Googleログインが向くサービス

国内のソーシャルログインの中では、もっとも安定して情報を取得できる選択肢です。メールアドレスと氏名が確実に取れるため、会員データの設計がしやすくなります。

どんなサービスに向いているか

  • BtoB・業務系サービス……業務用のGoogleアカウントを持つ利用者が多い。会社のドメインでメールアドレスが取れる
  • PCからの利用が多いサービス……ブラウザにGoogleアカウントでログイン済みの状態が多く、One Tapを活用しやすい

一方、国内のBtoCでスマホからの利用が中心のサービスなら、LINEのほうが接触率は高くなります。どれを入れるかは、自社の利用者層を見て決めるのが確実です。

ソーシャルログイン・パスキーの導入をご検討中の方へ

LINE・Google・Apple・Yahoo! JAPAN・Facebook・X のログインとパスキーに、1つの実装で対応できます。対応SNS・料金・導入の流れを資料にまとめています。

取得できる情報

項目

取得

備考

ソーシャルID(sub)

○

Googleアカウントごとに一意。会員の識別に使う

メールアドレス

○

確認済みかどうかのフラグも取得できる

氏名

○

姓・名を分けて取得可能

プロフィール画像

○

URLとして取得

生年月日・電話番号

×

別途フォームで取得する

会員を識別するときは、メールアドレスでなくソーシャルIDを使いましょう。メールアドレスはユーザーが変更できるため、識別子にすると同一人物を別会員として扱ってしまいます。

One Tap:登録率に効く機能

ブラウザでGoogleアカウントにログインしたままのユーザーがサイトを開くと、その時点でログイン候補をポップアップで出す仕組みがあります。Googleはこれを One Tap と呼んでいます。

ブラウザでGoogleにログイン済みのユーザーがサイトを開くとログイン候補がポップアップで出て、1タップで登録が終わる流れを示す図。
One Tapで登録が終わるまで

ユーザーはログインボタンを探す必要がなく、1タップで登録が終わります。通常のログインボタンと違うのは、「ログインページまでたどり着かずに離脱する」層を拾えるところです。

ただし表示位置や頻度を誤ると、読み始めた記事の上にポップアップが被さり、かえって離脱を招きます。どの画面で出すかは、あらかじめ絞り込んでおきましょう。

Googleログインとパスキーは別の仕組み

Googleもパスキー(FIDO2 / WebAuthn)への対応を進めているため、2つはよく混同されます。ですが「Googleログイン」と「パスキー」は別のものです。

GoogleログインはGoogleのIDを借りて本人確認し、パスキーは自社アカウントに対して端末の生体認証で本人確認する違いと、それぞれが合う利用者を比べた表。
Googleログインとパスキーの違い
  • Googleログイン……Googleが持つIDを借りて、自社サービスの本人確認をする
  • パスキー……自社サービスのアカウントに対して、パスワードの代わりに端末の生体認証で本人確認する

ユーザーがGoogleアカウント自体にパスキーを設定していれば、Googleログインを押した先の認証はパスキーになります。しかしそれはGoogle側の話で、自社サービスがパスキーに対応したことにはなりません。

実際には両方を用意しておくのが現実的です。Googleアカウントを持たない利用者はパスキーを、パスワード管理を避けたい利用者はGoogleログインを、それぞれ自分に合うほうで使えます。

実装時の注意点

Googleログインの実装方式比較と、セキュリティ脅威への防御効果

認証の仕組みは更新される

Googleの認証まわりは、ライブラリや推奨される実装方法が更新されます。古い記事や社内の実装例をそのまま使うと、非推奨の方式で作ってしまうことがあります。実装に着手する時点で、公式のドキュメントで現行の方式を確認しておきましょう。

取得したメールアドレスの扱い

「確認済み」のフラグを見ずにメールアドレスを信用すると、他人のアドレスで登録される余地が残ります。登録やログインの処理では、このフラグが立っているかを必ず確認するようにしましょう。

アカウントを削除された場合

ユーザーがGoogleアカウントを削除すると、そのままでは自社サービスにも入れなくなります。パスキーなど、Google以外でログインできる手段を併設しておけば、この場合も会員が締め出されずに済みます。

よくある質問

Googleログインだけで十分ですか?

BtoBなら主力になりますが、それだけでは取りこぼします。国内BtoCではLINEを持つ利用者のほうが多く、2〜4つを併設するのが一般的です。

会社のGoogleアカウント(Workspace)でも使えますか?

使えます。メールアドレスのドメインで企業を判別できるため、BtoBサービスでは営業上の情報としても役立ちます。

Googleログインを後から追加できますか?

できます。その場合、既存会員との名寄せ方法(メールアドレスで突き合わせるか、連携画面を挟むか)を先に決めておくと、追加後の混乱を避けられます。

Login Plus について

Login Plus のログイン画面。6つのソーシャルログインとパスキーに対応
Login Plus のログイン画面。6つのソーシャルログインとパスキーに対応

Login Plusは、Googleを含む6つのIDプロバイダとパスキーに1つの実装で対応できるサービスです。One Tapにも対応しています。

  • Google側の仕様変更にはLogin Plus側で対応
  • 取得情報をフォームへ自動入力するフォームアシスト機能
  • Googleへの申請手順書を無償で提供
  • パスキーとの併用が可能

導入までおよそ2か月です。時間がかかるのはプロバイダへの申請なので、スケジュールを組むときはこの期間を先に見込んでおきましょう。

ソーシャルログイン・パスキーの資料をお送りします

対応SNS・料金・実装の流れ・導入事例をまとめています。
「自社に導入できるか」のご相談も、同じフォームから承ります。

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